週末前のポジション調整
8月のジャクソンホールで、インフレより
雇用をより重視すると宣言し、9月には
0.5%もの利下げに踏み切った
FRBパウエル議長だが、昨日の講演では
直近の米経済の好調さを認め、
「利下げ急ぐ必要ない」と発言した。
インフレ抑制をより重視する姿勢に
転換したと言えるだろう。
12月FOMCにおける利下げ確率は
8割超だったのが、一時50%を割込んだ。
利下げパスが緩やかになるとの認識が
高まっているが、パウエル議長は過度に
利下げしない方向に舵を切ったのだろう。
しかし、ドル円は本日下落している。
先週同様、週末前のポジション調整が
想像以上に深いことはありえる。深押しで
買い増しできるように備えるべきだろうか。