雇用統計待ち
本日の日経平均は1027円安。
ナスダックがー2.76%と急落した事と、
植田総裁が円安を理由に
利上げを滲ませたことが要因だ。
しかし、ドル円は下がるわけではなく、
反発している。少々の利上げ程度では、
円のトレンドを変えることが
徐々に難しくなってきたように見える。
7月利上げで急落したのは、ドル円の
ロングポジションが大量にあったからだが
今はそういう状態ではない。
来週、米大統領選挙も控えており、
ビッグイベント前にポジションを
閉じる動きが先行しているように
見えるが、昨日の米国株の動きは
月末リバランスの部分も大きそうだ。
株を売って、米国債を買い、
ドルは特に対円で売られた。
トランプ大統領当選がかなり
織り込まれている感じであり、
当選後も(いわゆる)トランプトレードが
続くのかわからない。下院をもし
共和党が落とすようなことがあれば、
状況は一変する。そういうこともあり、
今はポジション調整先行なのだろう。