自公過半数割れ、意外な株高円安
昨日行われた衆議院選挙では、
自公政権が過半数割れに追い込まれた。
自公合わせて215議席、過半数確保には
18議席必要。追加公認が多少は
あったとしても、18人のハードルは高く、
維新もしくは国民民主との連立、
もしくは閣外協力的なものを
締結することが現実的な路線か。
株価にはマイナスに思われたが、
オープン前には下げたが、オープン後は
上昇した。最有力と思われる
国民民主の主張は財政拡張的なので、
円安株高につながるとの連想が
働いたものと思われる。
しかし、市場は連立成立にあまりにも
楽観的に見える。過去の経緯を考えると、
維新、国民民主、いずれも簡単に
連立に合意するとは思えず、
少数内閣となるのがもっとも
あり得るケースだろうか。
そうなると、日本の政治は混乱しそう。
すべてのことに時間がかかり、
前に進まないだろう。株価はしばらく
軟調かもしれない。だが、いずれ
国民民主の主張する政策を
取り込むことで前に進みだすだろう。
その時は株高、円安か。