ECB会合、ラガルド総裁は何を語るか

本日ECB理事会が開催され、0.25％の
利下げが決定される模様。
9月会合の時には10月会合での利下げは
示されてはいなかった。その意味では、
ECBは利下げペースを早めている。

ポイントとなるのは、ラガルド総裁が
何を発言するのか。12月利下げも含めて
ある程度先まで利下げスケジュールが
示されれば、ユーロが売られる
ポテンシャルがあると思われる。しかし、
そのようなスケジュールが示されず、
データ次第の立場を強調するようであれば
ユーロは若干買い戻される可能性も
あるだろう。

ECB発表前後は、乱高下も
あるかもしれないが、トランプ氏が
大統領になる可能性が高まっているという
事実もドルをサポートしている。
トランプ氏の政策が続けば、関税と減税で
ドル高になる可能性は高い。