利下げ据え置きの見方も台頭
昨日の米CPIは食料品やアパレル、
自動車保険、航空運賃といった項目が
値上がりし、予想を上回る数字だった。
NY連銀ウィリアム総裁や
グールズビー・シカゴ連銀総裁は
引き続き利下げすることを主張したが、
ボスティック・アトランタ連銀総裁は
据え置きの可能性も示唆した。
米経済が好調であるので、
利下げは難しくなっているかもしれない。
そうなると、ドルも堅調となる。
ドル円は150円が近づくと本邦サイドから
円安警戒発言が聞かれるように
なってきたが、米金利が上昇すれば
ドル上昇は避けられない。