中国経済対策への失望で、豪ドル下落
国慶節明けの本日、
中国国家発展改革委員会が発表する
追加経済対策が期待されたが、
5%の成長目標は実現可能として
追加の大規模景気刺激策は見送られた。
中国CSI300指数は一時11%急騰したが
5.9%高で終了。香港ハンセン指数は
前日比9.4%安で引けている。
あまりにも事前の期待が強かったといえ、
中国経済復活を織り込んで豪ドルも
上昇していたが、本日対ドルで0.6720、
対円で99.10円まで下落した。
それぞれ直近の高値は0.6940, 101.40円。
影響でドル円も147.35円まで
欧州市場入口で軟化した。
148円台に乗せると、売りをぶつけてくる
プレーヤーがいるように見える。
イスラエルによるイラン攻撃も未だ
実施されていないが、10月9日に
オースティン米国防長官と
ガラント・イスラエル国防相との会談が
予定されている。イラン攻撃を
協議するのだろう。よって、会談終了まで
攻撃はないということになる。
攻撃があれば、リスクオフの円買いが
更に進むだろうが、そこは内容次第では
ドル円、クロス円の買い場になると
想定したい。