FRBは年内のテーパリングを示唆し、米ドルを9か月ぶりの高値に押し上げました。
7月27日から28日までのFRB会議の議事録が公開されました。
FRB当局者は会合の中で、
経済が予想通りに改善し続ければ、
資産購入プログラムが緩和されるかもしれないとコメントしました。
最も早いテーパリング(量的緩和の縮小)は2021年の年末に来るかもしれません。
最大の雇用目標を達成するために改善の余地はまだありますが、
テーパリングのシグナルにより、
USDは対EUR、AUD、NZDで9か月ぶりの高値に押し上げられました。
オーストラリアでは、労働参加率が66%に低下しており、
ロックダウン中に求職する人が減少している事を示しています。
労働参加率が減った為、
失業率も6月の4.9%から7月には4.6%に低下しました。
AUDUSDは急落し、現在0.7183で取引されています。
下降トレンドは米ドルの上昇にも起因しています。