ジャクソンホールを経て、ドル円下落
本日はロンドン市場休場。
ジャクソンホールにおけるパウエル議長の
講演は、マーケットの期待に敢えて
応えようとする内容で、明確に
政策変更を伝えた。
今後の利下げスピードがどうなるかは、
データ次第だが、インフレよりも雇用の
悪化を避けるという方針を打ち出した。
その前に行われた、植田日銀総裁の
国会における答弁では、
「緩和の度合いを調整していくという
基本的な姿勢に変わりない」と発言し、
市場ではややタカ派的と受け止められた。
米金融緩和、日本の引き締め方針と、
政策の方向性が接近することになるので、
ドル円が下落することは自然に見える。
すぐに140円割れとはならないかも
しれないが、戻り売りで臨みたいところだ。