ボスティック氏も「タカ派」に
昨日は、ボスティック・アトランタ連銀総裁と
バーキンFRB理事が発言したが、
ボスティック氏は「比較的早期のテーパリング支持」と
早期テーパリング支持派に回った。
その一方、バーキンFRB理事は、
穏当な発言内容であり、特に強い主張はなかった。
ボスティック氏も早期テーパリング派となったことから、
FOMC内の勢力がほぼ均衡、
むしろ早期テーパリング派の方が多いように計算できることから、
ドル堅調の流れに拍車がかかっている。
ドル円はついに110.50円に乗せた。
今は、FRBによる金融引き締め観測が強く、
その方向にマーケットが動いているが、
その意味では、明日の米消費者物価指数の数字は重要になってくる。
弱い数字である場合、
ドルの上昇はいったん頓挫することになるかもしれない。
反対に強ければ、ドルの上昇に拍車がかかることになるだろう。