米労働省の基準値改定が注目される
米労働省の労働統計局(BLS)は本日23時に
基準改定値（速報値）を発表する。
ゴールドマン等一部金融機関は、
今年3月までの年間雇用者数の伸びが、
現在の推定から少なくとも
60万人下方修正されると見ている。
60万人の下方修正であるなら、これまで
平均月5万人かさ上げされていた事になり
なんともやるせない気持ちになる。
一部には100万人という予測もあり、
そうであれば発表の瞬間に
かなりのドル売りになるだろう。
昨日来、ドル円は147.30円前後から
145円割れまで2円以上下落。
本日の基準値改定で大きな数字が
出るとの思惑は非常に強くなっている。
しかし、実際にどうなるか？ 予想より
低い数字だと、ドルが買われる事になる。
ドル円は調整期間に入っているので、
方向感なく、上下に大きくブレやすい
トレードし難いマーケットになりそうだ。
