豪中銀、ソフトテーパリング撤回せず、豪ドル上昇
豪中銀政策決定会合の結果は、
前回決めたソフトテーパリングの続行でした。
前回会合以降、オーストラリアのいくつかの地域では
ロックダウンが決行されたため、成長率の低下が懸念されたが、
RBAは「ウィルスの発生が収束すると、
経済はすぐに立ち直る」と述べて、
懸念を一蹴しました。
発表を受けて豪ドルは上昇、
対ドルでは一時0.70018まで、
対円でも80.90円に達した。
しかし、何も政策を変更していないのに、
豪ドルを買うのは過剰反応であり、
最近の豪ドル安は金融政策から来ているものではありません。
中国の政策変更が背景にある以上、
豪ドル売りは戻ってくるはずだ。
この豪ドルの反発は売り場提供となりそうだ。