ジャクソンホール前、円高に見舞われる

今週最大の焦点は、金曜日23時からの
パウエル議長講演。ジャクソンホールで
何を言うのか、9月利下げを宣言するのか
そこがポイントとなりそう。

市場の期待は9月0.5％利下げだったが、
先週の米小売売上高が予想を遥かに
上回る強さを見せたことで、米国の
リセッション確率も低下し、
0.25％利下げに落ち着きそうだ。

ただ、米金融政策がついに引き下げ方向に
転換するという大きな節目となるため、
市場の反応は想像以上に
大きくなるのかもしれない。
本日のドル円の下落は驚く程大きかった。

カナダ小売大手、
アリマンタシォン・クシュタールによる
セブン＆アイ買収提案も円高の
一助となったかもしれない。
買収が実現すれば、おそらく

6兆円を超える円買いになるであろう。
ただ、気の早すぎる話かもしれない。