進展のあまりなかったFOMC、ドルは反落へ
一昨日行われたFOMCでは、
最大雇用と物価安定の目標に向けて
「米経済は前進」という文言が追加されたが、
テーパリングに関して時期が示されず、
「今後の会合で引き続き進展状況を評価する」とした。
人によってはタカ派的に取る人もいるが、
具体的にテーパリングがどうなるかと考えると、
まだ先のことになりそうで、
市場はハト派的と解釈した模様。
ユーロドルは1.17台後半でのもみ合いが続いたが、
うわ抜けしてきている。
底入れの雰囲気が漂う。
ポンドドルも同様に押し目買い相場に入ったか。
ドル円は、
当面現状の109.00-111.00円レンジが続きそうだ。
雇用情勢が本当に戻るのは、
失業手当終了(9月)以降だろう。
そうなると、低金利状況が続きそうだ。
ドル安相場に戻るか?