日銀前にショートカバー

ドル円は急落後153.00－154.50円前後の
もみ合いを続けていたが、
本日高値を抜けて155.20円前後まで
ショートカバーで上昇した。さすがに、
162円近辺から10円下げたので、
半値戻しても157円、余地はまだある。

しかし、ここからは日銀政策決定会合の
結果を見なければ動けない。
結果待ちになる。

国債買い入れ規模の減額に関しては、
ほぼ織り込み済み。2年ほどかけて
3兆円規模へ減額することが
コンセンサス。これで相場は動かない。

利上げがあれば、ドル円は152円割れから
150円を試す展開になるだろう。
そして利上げがなければ、
ドル円は2円ほど上昇しそうだ。

だが、その後にすぐFOMCが控えている。
パウエル議長はおそらくハト派的だろう。
そして、米雇用統計も注目だ。
弱い結果だと、ドル売り反応だろう。