先月の米CPIは、事前の市場予想よりも 低い数字で、ドル円は瞬間157.30円前後 から155.80円前後へと急落したが、 結果的に買い場で終わった。 今回は、市場予想よりも数字が大きく ブレることはないとは思われるが、 結果は蓋を開けてみなければわからない。
パウエル議長は労働市場からの インフレ圧力が低減しているとして、 年内利下げに意欲的に見える。 それをサポートするような数字が出れば、 9月利下げが現実化するだろう。
ただ、ドル円に関しては、少々弱い米国の 数字でも、円高方向への動きには限界が あるだろう。ドル円は押し目買い。