雇用統計前に、ポジション調整
米雇用統計前にポジション調整が進み、
一時ドル円は160.54円前後まで下げた。
今回の米雇用統計に関しては、
やや弱い数字になるのではないかとの
観測が強いが、各社の予想を見ると、
JPモルガンやドイツ銀行は、
20万人を超える雇用増を予想している。
これに関しては、出た数字次第の
展開になりそうだ。
ドルの方向性は経済指標次第だが、
円の弱さというのは、どのような展開でも
いずれ円安ということになるだろう。
そうなると、ドル円よりも豪ドル円や
ポンド円といった円クロスのほうが
ポジションを持ちやすいかもしれない。
本日ドル円は高値から80銭以上下落したが
豪ドル円は47銭だ。
英国では労働党が予想通り勝利した。
親EUの方向に進むと想定されており、
そうなるとポンドにはポジティブ。
しかし、キャピタルゲイン税が課される
リスクもある。フランスに関しては、
国民連合が過半数を制するようなことには
ならなさそうだ。