神田財務官「為替介入、24時間いつでも」
ドル円相場が160円に迫る中、
神田財務官は「為替介入、
24時間いつでも」と発言し、
さらなる円安を牽制した。
米為替報告書に日本が
監視リスト入りしたことに関しても、
「影響は全くない」とした。
ドル円は利食い売りに押され、
159円台後半をじりじり値を
下げる展開だったが、159.50円割れから
急激に下落速度を早め、
158.80円割れとなったが、すぐに
159.30円へと値を戻した。「介入」と
思わせるような値動きだったが、単に
ストップロスが連続して発動した影響か。
日銀が発表した「主な意見」では、
7月利上げを匂わせる発言もあったが、
決めつける訳にもいかない内容だった。
7月31日まで時間がある。
介入警戒感だけが上値を抑えているが、
日銀前に160円を超える上昇と、
カウンターでの介入もありそうだ。
なお、まもなく官僚人事が発表されるため
神田財務官の去就も気になるところだ。