植田総裁「場合によっては、次回会合で利上げあり得る」
植田総裁は本日の
参議院財政金融委員会において
「場合によっては、次回会合で
政策金利の引き上げは十分あり得る」
と発言、ドル円は157.52円前後まで
円高が進んた。
しかし、後場になるとジリジリ
円安が進み、欧州市場では
158円台になった。
期待値を高めてしまったので、
小さい数字ではマーケットは
納得できなくなりそう。
そもそも、日本経済が大幅な
金融引き締めに耐えられるはずもなく、
結局は市場の期待以下の引き締め⇒
円安という展開になりそう。
ただ、欧州、特にフランスの政治危機は
実際どのように展開するか
読めないところもあり、いかに
現実路線を取っているように見えても、
本当にルペン氏の国民連合が勝利し、
首相を出すということになると、
市場は動揺するだろう。
そのときは、一時的円高もあり得るか。