日銀、国債買い入れ減額を決定、詳細は次回に

本日の日銀政策決定会合において、
国債買い入れ減額の大きさが
どの程度になるか注目されたが、
詳細な計画は次回に持ち越された。
失望からドル円は157円台前半から
158.25円まで上昇したが、欧州時間に入り
フランスの政治危機が嫌気され、
キャリートレードを手仕舞いする動きから
ドル円は156円台後半へと急落した。

フランスでは、左派の４つの小政党が
同盟することが決まり、与党中道同盟が
壊滅的敗北を喫する可能性がでてきた。
まだ選挙まで時間があるが、
マクロン大統領の賭けは裏目に出そうだ。

EUの中核、フランスで極右政党が
主導権を握る可能性が高まり、
フランス国債が嫌気され、
独仏10年スプレッドは0.8％と
欧州危機以来の水準にまで広がっている。

ユーロは新しい下落トレンドに
入ったのであろうか？
これまでユーロドル相場は
膠着していた為、
ここからの下げ余地はかなりある。