先週6月7日(金)発表の米雇用統計は 予想を上回る数字だった。そのため、 米金利は上昇し、ドル円は大きく ショートカバーで上昇した。しかし、 今週12日(水)に米CPIとFOMCという 大きなイベントを迎える。ここで
CPIの低下がそれほどでもなければ ドルは再度上昇ということになりそうだ。 FOMCではドットプロットが年末 3回利下げから、1~2回利下げへと 上昇することが予想される。
日銀期待もあるが、日本の景気は 沈滞しており、利上げという雰囲気は 吹き飛んでいる。 利上げできないのであれば、 多少JGB減額しても影響はないだろう。
どこかの時点で円安再点火を警戒したい。