原油下落＋デルタ株蔓延でリスクオフ

昨日は、OPECプラスが減産縮小に合意し、
影響で原油価格が急落、米長期金利が急低下、
そしてダウが2％安と、
久しぶりに見る本格的なリスクオフとなった。

原油価格の下落は
それほど大きなインパクトを持つとは思えないのだが、
おそらく「デルタ株」の感染拡大に
市場は反応しているのであろう。

英国がモデルケースとなりそうだ。
ワクチン接種が行き渡ったことで、
感染者は非常に増加しているが、重症者は激減している。
重症化しないのであれば、
普通の感染症と同じ様に扱っても構わないはずという理屈だ。
しかし、これが本当に有効なのか、
一部の国はシニカルに見ている。
米は英への渡航制限に踏み切った。

為替市場では、リスクオフマーケットが続きそうだ。
特に8，9月はこのところ株式市場が急落する場合がある。
ミニリスクオフに注意だろうか。