インド株反転上昇、相場も一転してリスクオンに
昨日はインド総選挙の結果、
予想外に与党の議席が伸びず、
インド経済の先行き懸念から
インド株が売られ、リスクオフ相場となり
為替市場では円高が進んだ。
しかし、インド株と円の動きに
直接的な因果関係があるはずもなく、
冷静になった市場は円売りを再開し、
ドル円は156円台に再び乗せている。
ただ、来週の日銀政策決定会合において
日銀が政策引き締めを行う可能性が
あること、そして米経済指標が
やや軟調気味になっていることから、
いずれ米国は利下げに向かうことが
確実視されるようにはなってきた。
本日はISMサービス業景況指数が
発表される。前回は50を切り驚かされた。
今回の市場予想は50を超える50.8だが
結果次第ではまだドル円に
下げ余地は残っているだろう。
本格反騰は、来週の日銀以降とみたい。