米耐久財受注は予想を上回る

米耐久財受注は予想を上回った。
予想-0.8％のところ+0.7％、
除く輸送機器では
予想+0.1％のところ+0.4％。

5月の相場を振り返ると、
米経済指標に軟調なものが続き、
パウエル議長も利上げを否定し、
いずれ利下げするということで、
米金利低下、ドル安が進んだ。
しかし、昨日の米サービス業PMIは
54.8と予想（51.1）を大きく上回り、
米経済に対する不安を払拭した。

本日の耐久財受注も好調であり、
米景気後退への懸念はどこかに
吹き飛んでしまった。
米2年金利はまた5％を伺う展開。

イエレン米財務長官は、4回目の日本の
為替介入牽制発言を行った。ここまで
日本の為替介入を牽制している以上、
米国の意向に反して為替介入をすることは
非常に困難に見える。週末にG7を控え、
来週月曜日は米休場でポジション調整と
なりやすいタイミングだが、米金利は
上昇しており、ドル買い円売り継続だろう。