FRB関係者の発言に注目
パウエル議長はハト派的なレトリックを
崩さないが、他のFRB関係者は
インフレが2%に収束するまで
引き締め的なスタンスを
続けなければならないことを
強調するだろう。パウエル議長は
もしかするとFRB内で
孤立しているのかもしれない。
ボスティック・アトランタ連銀総裁が
いつも通りのコメントを行い、
米金利が上昇、ドル円は
156円台に乗せてきた。本日はこの後、
ウォラー理事、メスター総裁の発言も
あるので注意だ。影響力の大きい
ウォラー理事は、意見に変化がなければ、
タカ派スタンスだろう。
今週は、主要な経済指標がないので
静かな週になるかと思われたが、
FRB関係者がタカ派発言を連発すれば、
状況は違ってくる可能性がある。