FRB関係者、高めの政策金利維持を訴え
一昨日のCPI、そして小売売上高の
結果を受けて、ドル円は
高値156.75円前後から
153.60円前後へと急落した。
しかし、ウィリアムズNY連銀総裁等、
主要なFRB関係者がCPIの軟化を
評価する一方で、だからといって
政策の変更はあり得ず、従来通りの
高めの金利をできる限り維持する方針を
述べたため、ドル円は急速に反発した。
今後の予定を見ると、来週金曜日の
PCEコア・デフレータまで主な
指標発表はなく、動意の乏しい展開に
なることが想像される。その意味では、
高金利通貨をショートにすることは難しく
円ショートを中心とした
円キャリートレードに戻りそうな感じだ。