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パウエル議会証言は「ハト」だったが。。。

パウエル議長議会証言は、
インフレ率の上昇は一時的と、これまでのロジックを継承。
タカ派的な要素は殆どなかった。
この証言を受けて米10年金利は急低下。
30年債入札の不調から、1.42%前後まで上昇していたが、
1.31%前後まで下落した。

この米長期金利低下を受けて、ドル円は下落したが、
ユーロドルや他の通貨ペアの動きはマチマチ。
ドルカナダは、カナダ中銀がテーパリングを実施したにも関わらず、
カナダドル安となっている。

判断に迷うところだが、
パウエル議長の発言は、
テーパリングに関する議論も今後行うとしっかり明言しており、
しかもインフレ上昇が確実であるなら行動すると言っている。
タカ派的な要素を含んでいる。
もし米長期金利が現状レベルから反発したら、
ドル円はショートカバーで上昇するだろう。
米長期金利の状況しだいである。