本日の米消費者物価指数が焦点
このところの為替マーケットは
米長期債のマーケットに振り回されている。
ドル円や円クロスが安値を付けたのは、
米長期金利が1.25%という、
とんでもないレベルまで下がったときだ。
現状、そこから1.37%前後まで持ち直しているが、
かつてのように2.0%を目指して、
ただただ米金利が上がるとは言えない状況になってきた。
1.5%を超えるのも大変だろう。
現状レベルから1.4%台前半にかけてのどこかで
米長期金利は上昇に限界が来て、
再度下がることになるだろう。
その時、ドル円やクロス円を売ると一緒に下りそうだ。
米消費者物価指数は高めの数字が予想されているが、
あまり気にすることはないだろう。
大きな数字が出れば、引き締めペースが早まると考えられ、
ドルが買われるかもしれないが、
長続きはしないはずだ。