岸田・植田会談開催

先週は介入もあり、ドル円は高値から
８円ほど下落したが、GW明けの本日、
実需の買いに押し上げられた。
ノックアウトしてしまった部分も多く、
下値での買い意欲は強いようだ。

イエレンコメントに対し、
神田財務官は「ノーコメント」
背後でどのようなやりとりが
あったのかは分からないが、
介入に対する批判があったと推測される。
「24時間いつでも介入できる」
との発言が聞きたかったが、
そうは発言できなくなったのだろう。

岸田首相と植田総裁の会談がもたれた。
介入に制限がある以上、円安を止めるには
利上げしかない。会議後の植田総裁は、
もちろん何も話せないため、従来通りの
発言に終始した。利上げ要請があったなど
口が裂けても言えない。おそらく、
介入は今後やり難いと推測されるため、
ドル円は金利差を反映して
上昇していくことになるのだろう。