欧州PMIが予想を上回る
欧州の購買担当者景気指数発表日だが、
フランスのサービス部門PMIが、
予想48.9のところ50.5となったことで、
ユーロドルは1.0645⇒1.0665へと上昇、
続くドイツサービス部門PMIが、
予想50.5のところ53.3となり、
ユーロドルは1.0695へと急騰した。
同時にユーロ円は、これまでの高値である
165.35円を突破し、164.62円を示現した。
製造業は不振だが、サービス部門が
好調というのが、最近のパターン。
サービス部門が経済の7割である為、
景気回復への道筋が見えてきたとも言える。
英国はサービス部門PMIが、
予想53.0のところ54.9となり、
ポンドドルは1.24台を回復した。
しかし、米国に比べて、欧州全体として
経済は沈滞し、米国は、まだ利下げは
見込めないが、欧州は6月には
利下げ局面を迎える。その差は簡単には
埋まらないので、ユーロドル等が
反発した局面は売り場となりそうだ。