ラガルド総裁「大きなサプライズがない限り、ECBは近く利下げするだろう」
ドル円に関して言えば、
介入警戒感(期待感)が強いものの、
待てど援軍(介入)来ず、
多くの個人投資家が
ドルショート円ロングで捕まっている
との話が聞こえてくる。その一方、
米系のファンドやトレーダーはロング。
神田財務官を始め、本邦通貨当局が
介入をチラつかせるあまり、
介入期待のポジションが152円以下で
大量に積み上がった。介入待ちの
ポジションが多いということは、
本当に介入があった場合、
彼らの利食いの買い戻しがあるので、
あまり効かないということに
なってしまいそう。
ユーロドルに関して言えば、
先日重要なサポート1.07を下回った。
今後も戻り売り相場が続くだろう。
ECBは6月からの利下げ方針を
明確に示し、FRBは利下げを
匂わせながら、年内の利下げ回数は
年初の6-7回程度から、
現状は2回にまで縮小している。
これは事実上利上げに等しい動き。
利下げに向かうユーロをショートし、
高い金利が続くドルをロングにする。
これは合理的なトレード。目先は
さらなるユーロ安ドル高を想定したい。