雇用統計前の調整相場か

昨日の海外市場では、ADP雇用統計が
予想を上回り、米金利が上昇したが、
それでもドル円は、152円をタッチする
ことはできず（高値151.95）、
ISMサービス業景況指数が予想を
下回ると、ドルは下落に転じた。
それでもドル円は151.50円を割り込まず、
基調の強さを感じさせた。

ドル円は152円手前で売り、
152円超えでストップロスという
オーダーが積み上がっている模様。

ユーロドルは、買い戻しの一日。
ユーロを特に買う材料がない中、
ISMサービス業の結果発表後は
1.08台に乗せ、本日1.0860近辺まで
買い戻された。何がユーロをサポート
しているのか、そこが不明だが、
月曜日のISM製造業のあと、下で結構
売り込んでしまったのかもしれない。
また、ユーロスイス等、クロスで
ユーロが強いことも、ユーロドルを
サポートしていると言えそうだ。

昨日は豪ドルドル、NZドルドルも上昇、
多くの通貨に対してドルは売られた。

先ほど発表された、スイス3月の
消費者物価指数は、対前月比0.0％、
前年比＋1％の低い伸び。
ECBの利下げはまだ不確定だが、スイス
中銀は、次も利下げに動く可能性がある。