人民元の下落が、ユーロ、ポンドを下落させる
本日は、中国の金融市場が始まる
午前10時に人民元が急落し、
それがドル円始め、ユーロドルや
ポンドドルの下げを促した。
この人民元安の流れが続くのかどうか
わからないが、結局、FOMCの結果が
「2回になると思ったのに3回だったから
ハト派」との認識が間違いで、
米国経済の強さを示すものとなり、それが
ドル人民元の上昇につながったと思われる。
中国当局がどの程度までの人民元安を
許容するのかわからないが、
しばらくは人民元を見ながら、
ドルの強さを図ることになりそうだ。
ドル円には当然買い材料となる。
日本は大きな金融政策の変更を行ったが、
大きなしがらみを取っ払っただけで、
日銀が国債を買う等、やっていることは
同じだ。円売り、そして、
ドル買いの構図に大きな変化はない。