米雇用統計に向けて
今週最大のイベントは、
7月2日に発表される米雇用統計だろう。
過去2回、がっかりする内容だったが、
それで米経済を不安視する人はいなかった。
米経済は強く、過剰な給付金や感染が終わらないことなど、
様々な理由で勤務することを控える人が増えた結果だ。
そうであるなら、
今回も小さな数字でもがっかりすることはない。
むしろ、予想より大きな数字であれば、
ドルはポジティブに反応するはずだ。
FRBの金融政策も転換点に来ている。
それを象徴するような米雇用統計になることが期待されている。