英中銀理事会に注目
昨日の海外市場は小動き。
FOMCの結果を受けたドル買いは
対ユーロや対豪ドルでは一服。
米国株が高値安定なので、
いわゆる「リスクオン」となり、ドル円は堅調だ。
本日、111.14円の高値更新となっている。
英中銀理事会が焦点だが、
行動制限の全面解禁が延長されたので、
英金融政策が一気にタカに傾くこともないだろう。
退任するホールデン委員は最後の理事会なので、
債券買い入れ縮小を支持するだろうが、
他の委員が追随するか。
一人ぐらいは、ホールデン委員に同調する可能性はある。
その場合は、少しポンドは買われるだろう。
EUと北アイルランド問題で揉めたが、
3ヶ月延長することになったので、
その面が、ポンドにとってマイナスになることはないだろう。
メキシコ中銀も理事会だが、
こちらは政策維持がほぼ決まりだ。
しかし、政策の方向性は明らかに変わってきた。
原油価格も高値で安定しており、
メキシコペソは堅調だろう。