米CPIの結果待ち
日銀が3月19日に政策変更に動く
との思惑、パウエルFRB議長は
「遠くない」時期に利下げの確信が
得られると発言、日米金融政策が
近づく方向にあるとの思惑から
円高が進んだ。しかし、本日の
国会における植田総裁発言が、
あまりタカ派的ではなかったことから、
ドル円はショートカバーから
147.60円前後まで上昇した。
ここからは、CPIの結果次第か。
日本の金融政策変更、
円高のシナリオを描くプレーヤーは、
19日までドル円のショートを
カバーすることはないだろう。
連日のようにマスコミに流れる
報道を見ると、3月政策変更は
規定路線に感じさせられる。
しかし、ドル円のロングポジションも
それなりに投げさせられた。
コストの悪いロングポジションがないなら
ここから下のドル円を売る人も
見つけ難い。もみ合いとなるか。