エヌビディア決算の余韻
昨日は、エヌビディアの決算に
米国株式市場が反応し、
IT関連株が急騰し、ドルも基本的に
堅調だった。本日、米10年金利は
4.35%前後での取引となっており、
ドルには悪い環境ではなさそうだ。
強いAI関連企業は米国に集中しており、
生産性が改善され、強い経済の礎となる。
クラウドサービスも米国に集中している為
対米国で世界中がサービス収支の
赤字となりそうだ。ドルの強さは
今後も継続するだろう。
日本は、今後の賃金上昇を確認し、
金融政策正常化という流れが
言われているが、日本は2%前後の
目標インフレ率を維持できるだろうか。
野村総研の木内氏が懸念を
表明しているが、日本のインフレ率が
今後低下することで、正常化から
遠のいてしまう可能性もある。
日本の利上げが遠のき、そして
米国の利下げが遠のけば、
やっぱりドルが強いということに
なってしまう。151円はすぐそこだが、
ドル堅調を予想したい。