エヌビディア決算前に方向感のない動き

明日の日本時間早朝に
エヌビディア(NVDA)の決算が発表される。
その直前にはFOMC議事要旨が
発表されるが、それを上回る
注目となっている。

昨年半ばからのAI相場を
牽引してきたのはエヌビディアなので、
株価への影響は大きい。
良好な決算が予想されているが、
それでも利食い売りに
調整するようであれば、全体の株価が
調整するだろう。その時は、為替市場でも
特にドル円に影響があるかもしれない。

FOMC議事要旨はおそらくややタカ派な
内容だろうが、注目度は低い。
ドル円相場は内田副総裁講演から
日本の金融政策への期待が消失し、
円売りしか選択肢が無くなったが、
152円以上に行けば、いつでも
介入が入りうるので高値を買うわけにも
いかない。よって、狭いレンジでの
膠着状態だが徐々に上方向に行くのだろう。