内田副総裁発言の余波が続き、ドル円は堅調
昨日の内田副総裁発言により、
ドル円は上昇したが、その後は、
高値圏でのもみ合いを続けている。
149.20〜25円前後では買いが、
149.50円前後では利食い売りが入り、
見た目は膠着状態だ。
150円は非常に重要なレジスタンスであり
そこに至るまでかなりの売りオーダーが
あることは確かだ。しかし、それでも
「下がらない」ということは、買いが
下値を支えているという事なのだろう。
今回の内田副総裁の発言は、
金融正常化で円買い戻しと言う経路を
消し去ってしまった。
昨年7月に内田副総裁の発言によって
円高に向かったことに対して、
勝手にタカ派のイメージを抱いた方が
間違っているのだが、財務省は、
この結果に困惑しているだろう。