注目の内田副総裁発言は、 市場では想定以上にハト派的だったと 解釈されている。ドル円はこれまで 重かった149円前後を突破した。
内田副総裁発言のポイントは一部の 海外勢の間であった連続利上げ的な 期待を否定したことだ。 マイナス金利解除したとしても極めて 緩和的な状況が続くと明言したことで、 仮にマイナス金利を3月もしくは4月に 解除したとしても、0ないし0.25%程度の 金利が、かなり長い期間続くことが 想定される。
そうであれば、米金利が多少 下がったとしても大きな金利差が 続くことになり、円安継続だろう。 この流れで150円テストを想定したい。