特にイベントないが、米金利高にドル堅調

月の第1週は、米雇用関係の
経済指標が相次ぐが、第2週は
イベントに欠けることが多い。2月13日の
米消費者物価指数待ちだろうか。

パウエル議長が米CBS
「60ミニッツ」出演の際、利下げに
慎重姿勢を示したこと、米中立金利が
上昇しているのではないかとの議論もあり
ドルの水準が上方に
修正されるかもしれない。

日本は3月にも日銀が政策修正に
踏み切るかもしれないが、実質賃金の
低下が足を引っ張る。とは言え、
利上げ方向にあることは間違いない。

米国はしばらく政策金利が維持され、
欧州は、それより早く
利下げに踏み切るかもしれない。
全体的にはドル高、そしてクロス円安か。

ただ、ドル円のダウンサイドにも
限界がある。2月8日の
内田副総裁会見がポイントになりそうだ。