米第3四半期GDP+3.3%
昨日発表された米第3四半期GDPは
+3.3%と非常に強い結果となったが、
GDPデフレーターが+1.5%と
予想2.3%を大幅に下回った。
また、在庫が+0.7と比較的高く、
次のGDPは在庫増の影響を受けて
低めに出てきそうだ。
また、同時に発表された
新規失業保険申請件数は21.4万件と
予想の20万件を大幅に上回った。
前回発表が18.7万件だったことを
考えると、かなりの上昇幅だ。
こうした結果を受けて、ドルは当初
下落し、ドル円は147.05円前後まで
低下したが、GDP3.3%という
好結果を素直に好感し、最終的には
147.80円前後まで巻き戻した。
先程、欧州市場で148.08円まで
上昇した。
本日はPCEコア・デフレーターが
焦点となる。対前年比で3.0%と
予想されているが、昨日の
GDPデフレーターが低下したことを
考慮すると、低めの数字になる可能性が
高いかもしれない。