ウォラー理事発言に注目

本日25時（水曜日午前1時）に
予定されているウォラー理事の
発言が重要か。FOMCのハト派化は、
11月28日のウォラー理事が利下げも
可能と発言したことがスタートだった。
発言の内容次第では、
ドルが下落する可能性がある。

しかし、それはある程度
織り込まれている。しかも、
もしハト派発言でドルが
下落したとしても、それは
米国株を押し上げ、翌日の日経上昇に
寄与するだろう。日本株が上昇すれば、
ドル円もサポートされる。

2023年のドイツ成長率が－0.3％と
リセッション入りしたことが確定したが、
ユーロドルが重くなっている。
中国経済が低迷し、ドイツの高級品を
買うお客さんが少なくなった。
米国がそれを埋めるようにも見えない。
ユーロはドル売りの受け皿として
過剰評価されていた部分もある。
ユーロドルのダウンサイドリスク
についても考慮していきたい。