台湾総統選の結果を受けて、台湾ドル安
台湾総選挙の結果、総統には
民進党頼清徳氏が選出された。
その一方、立法院では
民進党は第1党の座を失った。
結果はミックスした内容。
総統に頼清徳氏となれば、
台湾ドル安と想定されていた。実際
対ドルで31.10前後から31.30前後へと、
0.7%ほど台湾ドル安となったが、事前に
想定されていた程にはなっていない。
国民党が立法院で第1党となったことで、
大陸からの圧力が緩和するかもしれない
期待もあるのだろう。
今週は特に大きなイベントはないが、
1月17日の米小売、ベージュブック、
そしてウォラー理事発言が
注目されるだろう。
先週は、米CPIとPPIが発表された。
米CPIは予想を上回ったが、
米PPIは予想を下回る弱い数字だった。
3月米利下げが既定路線化されそうだ。
ウォラー理事の発言次第では、
それがよりはっきりするだろう。