2024年相場スタート

まずはじめに、1月1日元日、
能登半島珠洲市近辺を震源とする
地震（令和6年能登半島地震）が発生し、
甚大な被害が発生しています。
亡くなられた方々に
哀悼の意を表すと共に被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。

以降がメルマガの本題となります。

「日本に巨大災害が起こった時は円高」
というアノマリーがあり、
当初140.80円前後へと
円買いドル売りが進んだ為替市場だが
この震災により日銀マイナス金利解除が
遅れるとの観測から円売りドル買いが
むしろ進んでいる。米金利が
上昇していることもドルをサポート。

日本はお正月の3連休、
多くの日本企業は1週間程度の
休みを取るが、海外市場は本格的な
2024年相場スタートとなっている。
明日1月3日（水）は
ISM製造業景況指数とJOLTS、
4日（木）はADP雇用統計と
新規失業保険申請件数、
購買担当者景況指数（PMI)、
そして5日（金）には
米雇用統計が発表される。

本日は米金利が
反転上昇していることで
ドルがサポートされているが、
昨年末のポジション調整だろう。
もし米経済が軟調という
シグナルが米指標から読み取られれば、
その時はまたドル売り相場と
なるのだろうか。年初な為、
慎重なトレードが望ましい。