米FOMC、タカ派方向にシフト
驚きのFOMCであった。
これまで極めてハト派的なメッセージを繰り返してきた
パウエル議長及びFOMCだったが、
昨日は大きく意見を変えた。
利上げは2024年までないとしていたのが、
2023年に2回の利上げ、
しかも2022年に利上げを主張するメンバーが7人もいた。
パウエル議長の会見は、これまで雇用を重視し、
「利上げを考えることすら考えたこともない」と言っていたのに、
テーパリングに関する議論を事実上始めたことを認めた。
最近、非常に強いインフレ指標が続いたので、
考え方を改めざるを得なかったのであろう。
米金利上昇リスクが高まった。
ドル買い方針で行くしかないだろう。
ただ、クロス円のチャートが明確に天井形成となっているので、
ドル円よりもユーロドルショートの方が良さそうだ。