FRBの突然のタカ派的シフトは、米ドルを2か月ぶりの高値に、新興国市場を3週間ぶりの安値にいざないました。
米ドルは2か月ぶりの高値まで上昇しましたが、
木曜日のアジア株式は3週間ぶりの安値まで下落。
即時の政策変更はありませんでしたが、
FRBは2023年に金利が引き上げられる可能性があることを示唆しています。
さらに、テーパリングは今後会議のたびに検討されます。
米国でのワクチン接種は、
経済のリスクを引き下げ、
FRBが政策を再評価するのに一役買いました。
新興国市場が下落する主な理由は、
先進国の金利上昇が、
発展途上国でよく見られるリスクの高い資産から
資本を引き寄せる可能性がある事によります。
上昇している主要通貨は米ドルだけではありません。
NZDは、ニュージーランドの経済が第1四半期に
予想よりもはるかに速く成長したことをデータが示し、
積極的に上昇しました。
第1四半期の季節調整済み成長率は1.6%で、
予測を0.5%上回っています。