米CPI待ち
昨日は、ブルームバーグ報道
「マイナス金利解除、日銀は今月
急ぐ必要はほとんどないとの認識」に、
ドル円はショートカバーで
146.58円前後まで上昇した。
しかし、本日は日経の観測記事
「日銀、緩和出口どう地ならし
慣れぬ対話に危うさも」の中で、
12月会合で事前予告するとの
観測を出したことで、円高がまた進み、
145円台前半となっている。
来週19日の日銀政策決定会合での
政策変更を予想する金融機関は
ほとんどない。しかし、
金利マーケットでは政策変更を先取り、
もしくはヘッジする動きが相次ぎ、
かなりの織り込み具合になっている。
金利市場に比べると為替市場は
冷静とも言える。明日FOMCを
控えていることもあり、短期的には
米CPIの結果に沿って動くも、
大きくレンジを離れることもなさそうだ。