次は来週のFOMC
ECB理事会では、成長見通しを大幅に引き上げる一方、
インフレ見通しに大きな変化はなかった。
ラガルド総裁はPEPPの見直しは時期尚早と
金融緩和継続の意思を表明。
米5月消費者物価指数は
対前年比5.0%と大きな伸びを示したが、
債券市場への影響は限定的で、
米10年債利回りは1.44%前後へと大きく低下した。
結果的に、ユーロドルは上下にブレたが、
大きな動きにはつながらなかった。
来週のFOMCが次の焦点だが、
米債券市場の動きを見る限りにおいては、
大きく引き締め方向に動くとは
もう考えられてはいないのだろう。
米金利は低下方向か。
そうなると、
ドルも徐々に軟化する可能性があると思われる。
ドルの戻り売りで行きたい。