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米雇用統計待ち

本日の米雇用統計の結果待ち。
今週は、10月31日(火)に
日銀政策決定会合が行われ、
YCC調整が行われたが、事前リークで
織り込まれていたこともあり、
結果的に151.72円まで上昇した。

11月1日のFOMCでは、予想以上に
パウエル議長がハト派的であり、
年内1回の利上げを織り込んだ
ドットプロットを暗に否定したことで、
ドル売りが進んだ。

さて、本日の米雇用統計で、
ある意味で決着がつくと言える。

パウエル議長のハト派転換で、
ユーロドルはサポートされ、
ドル円は頭が重くなり、
米金利は低下し、米国株は反発した。
この流れが継続するかどうかが、
本日の米雇用統計で決まる。

強い数字であれば、
もう一回の利上げが想起され、
ドルは上昇、米金利は上昇するだろう。
しかし、弱い数字であると、
反応は大きいかもしれない。
米金利の低下度合いによっては、
ドルの天井感も出てくるだろう。

ただ、この雇用の数字は、
一時よりも弱い数字ではあるが、
基本的に米経済の強さを象徴してきた。
今回も強い数字が出る可能性は
否定できず、その場合は、
ドル高の反応となるだろう。


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