米経済指標を受けて、米ドルは下落を継続。複数の経済指標が対ドルで円をサポートしました。
先週からの米経済指標を受けて、
米ドルは少しずつ下落しました。
金曜日の発表によると、
4月のコアPCE価格指数は前年比3.1%上昇し、
市場予測の2.9%と前回の1.9%を大きく上回りました。
また、FRBの2%の目標も上回りました。
投資家は、FRBが予想よりも早く
政策の調整をするのではないかと懸念しています。
今週の金曜日、非農業部門雇用者数の発表があります。
現在のコンセンサスは621,000人です。
アジア太平洋地域では、
4月の日本の工業生産は予測の4.1%に達しなかったものの、
前月比2.5%上昇。
また、小売売上高も15.3%と予測を下回ったものの、
前年同期比12%の増加となりました。
予測を上回る事ができませんでしたが、
円は対ドルでわずかに上昇しています。
中国ではPMIが51と発表され、
こちらも予測の51.1を下回りましたが、
依然として閾値の50を上回っており、
景気の成長を示しています。